環境負荷の少ない社会の実現を目指し、日本政府は2030年までにZEHを新築住宅の平均とすることを目標としています。
ZEH(通称ゼッチ:ネットゼロエネルギーハウス)は、断熱性能を高めて消費エネルギーを減らしながら、太陽光発電でエネルギーを創り出し、エネルギー収支“ゼロ”を実現する住宅です。
断熱
住む人の健康が家の中の温度と関係していることをご存知ですか?
健康リスクの予防には、室内の温度差が少ない一年中快適な住まいが理想です。そこで大切なのが断熱性能です。
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国内最高水準の窓
樹脂と複層ガラスにより、高い断熱性を実現。アルゴンガスを充填し熱伝導を約30%抑えます。 |
断熱等級4の断熱材
ホルムアルデヒドを一切含まない断熱材「アクリア」。健康に配慮した高性能グラスウール断熱材です。 |
省エネ
ZEHは建築費が少しかさむと思われがちなのですが、長い目で見るとその建築費は、光熱費を抑えるための投資です。ZEH住宅のエネルギー消費量は「省エネ基準」と比較して20%削減。
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次世代空調システム
大人気の「エコウィン」。輻射パネルの電気代は0円。冷暖房の電気料金を30%削減します。 |
照明器具・給湯器
電力消費の少ないLED照明やエアコン、給湯器(エコキュート)を使い、省エネ率を20%削減します。 |
創エネ
断熱・省エネで光熱費をおさえ、創エネでエネルギー収支をゼロに。健康なうえにエコで「お得な家」。発電した電力を電力会社に売却(売電)してお金を得ることができます。
ZEHビルダー
政府の普及目標に基づき、自社が受注する住宅のうちZEHが占める割合を2020年度までに50%以上とする事業目標(以下「ZEH普及目標」という)を掲げるハウスメー カー、工務店等を指します。
ZEHビルダーの役割は、ZEH普及目標を自社のホームページや会社概要などで 公表して、これの実現に努める。ZEHの設計や建築工事および新築建売住宅を受注する立場となります。ZEH支援事業での、補助金交付申請の手続代行者を兼務することができます。
※ZEH支援事業では、ZEHビルダーが設計、建築または販売を行う住宅であることが申請の要件となります。
ZEHシリーズ受託率 | その他の住宅受託率 | |||
平成28年度(2016年度) | 目標 | 10% | 目標 | 90% |
実績 | 0% | 実績 | 100% | |
平成29年度(2017年度) | 目標 | 30% | 目標 | 70% |
実績 | 63% | 実績 | 38% | |
平成30年度(2018年度) | 目標 | 30% | 目標 | 70% |
実績 | 60% | 実績 | 40% | |
令和元年度(2019年度) |
目標 | 40% | 目標 | 60% |
実績 | 45% | 実績 | 55% | |
令和2年度(2020年度) |
目標 | 50% | 目標 | 50% |
実績 | 62% | 実績 | 38% | |
令和3年度(2021年度) |
実績 | 43% | 実績 | 43% |
令和7年度(2025年度) | 目標 | 75% | 目標 | 25% |